こんにちは。田村良介です。
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風の中のすばる~
砂の中の銀河~
みんな何処へ行った~
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先日、家の書棚から「プロジェクトX(エックス)」
のDVDを引っ張りだしてきました。
タイトルは、
「プロジェクトX 挑戦者たち 第12巻
ツッパリ生徒と泣き虫先生」
昭和50年、当時すごく荒れていた、京都の伏見工業高校に、
元ラグビー日本代表の山口良治さんが赴任し、
それから数年でラグビー部を全国優勝に導いた、
というお話です。
伏見工業高校、山口先生をモデルにした、
「スクールウォーズ」というドラマも有名です。
私も、このドラマの影響で、
高校・大学とラグビーをしていました。
山口先生が赴任されたばかりの頃、
試合前に部員を集めるのが精一杯で、
まともな練習はできていません。
そんな中、当時、京都で一番強かった
花園高校との試合があります。
結果は、112 対 0 の大敗。
試合後、ツッパリ部員の小畑道弘が、
「俺は悔しい!」と泣き崩れます。
「先生、花園に勝たしてくれ」と
それから1年間、部員たちは必死に練習をします。
「打倒花園」の思いで。
翌年の春の京都府大会。
伏見工業高校は、花園高校と対戦します。
15人全員がチームのために走り、タックルし、攻めます。
結果、18 対 12。
伏見工業高校の勝利!
すごくないですか。
最近、涙腺が弱くなっていますので、
「プロジェクトX」を久しぶりに見て、
涙が止まらない・・・という感じでした。
さて、話はガラッと変わります。
特許庁から拒絶理由通知が届き、内容を読みます。
「ん~~、これは厳しいなぁ」
と思わず、頭をかかえることもあります。
引用文献の内容がかなり近い内容で、
特許にすることは、どうも厳しそう、、、
なのに、お客様に
「請求項の補正をした方がよいです」と提案しても、
「どうしても請求項の補正をしたくない」との回答。
ここで、もう一度、頭をかかえます。
ただ、補正をしない、
というご要望をいただいたからには、
あきらめず、知恵を絞ります。
審査官の主張に、反論できるところはないか?
拒絶理由通知も何度も読みますし、
引用文献も目を皿のようにして見ます。
そうすると、反論できるところが見つかるんですね。
審査官のわずかな隙をついて、
論理を積み上げて、意見書を書きます。
そうすると、数ヵ月後、特許査定が届きます。
そして、自分でも驚きます(笑)
伏見工業高校ラグビー部を見習って、
あきらめずに、粘り強く取り組むと、
突破口が見えてきます。
拒絶理由通知の内容が厳しいと思われるものでも、
簡単にあきらめない。粘ったもの勝ちかもしれません。
|◆今日のポイント◆
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☆厳しいと思われる拒絶理由通知にも、
簡単にあきらめない。
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