こんにちは。田村です。
最近、すっかり春めいてきましたね。
私は、未だ、お花見にいけておりません。
自宅近くのお花見スポットは、今日、満開とのこと。
先週末に、行っておくべきでした。。。
来週まで残っているでしょうか?
さて、本題です。
お客様から、
「外国出願をする際に、出願すべき国をどのように
選択すべきか?」
というご質問をいただくことがあります。
少しでも多くの国に出願をした方が良いことは、
もちろんですが、
費用や労力を考えると、現実的な選択が必要に
なってきます。
出願すべき国の選択の基準ですが、
技術の性質や出願の目的によって変わってくる
ように思います。
例えば、
市場において、自社の強みとなるであろう
技術であれば、
自社の技術を独占的に使用し、他社の製造・販売を
排除するということが目的になる
と思いますので、
自社の生産拠点がある国や、
自社が販売をする可能性のある国を、
中心に出願をした方が良いということになります。
一方、
他社から特許権侵害の警告などを受けた際などに、
クロスライセンスをして、事なきを得ることがあります。
自社で絶対的に独占すべきものではなく、
将来的にクロスライセンスの対象となっても良いと、
考えられるものであれば、
他社の生産拠点がある国や、
他社が販売をする国を
中心に出願をした方が良いと考えられます。
これらの基準をもとに、市場の大きさ、予算なども
考慮して選択するということになるかと思います。
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